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クロードのシルクスカーフにの制作に欠かせない特別の技「牛首紬」は、石川県の無形文化財です。石川県立伝統産業工芸館に常設展示されています。
2019年12月から2020年3月まで、石川県金沢市にある石川県立伝統産業工芸館にて、企画展「牛首紬」西山産業の着物の展示会が開催されました。
展示会では、古くから作られてきた”紬”という絹織物の特徴が紹介されました。紬の特徴は、糸そのものにあります。通気性がよく、自然な弾力性のある繊維で、ひとつの繭に2頭の蚕が入った特殊な玉繭から紡がれることで強度が増します。絹が爪に引っかかっても破れることがなく、逆に爪を引っ張ることから「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」と呼ばれたという逸話もお聞きしました。

丈夫であることに加え、決して同じ織にはならないユニークな生地が魅せる美があります。展示されているのは、着物、帯、小物にいたる100点もの作品です。また、ここでは、クロード x 西山シルクのコラボレーションから生まれた現代作品、シルクスカーフのコレクションも展示されました。
こちらでは、石川県で無形文化財として指定されている36の工芸品を、衣・食・住・祈・祭などのグループに分類して常設展示しています。地域で古くから培われてきた伝統的な技術と、地域の文化や生活の中でのその役割を探ることができます。
伝統的な工芸品だけでなく、革新的進化にも焦点を当てた企画展が、一年を通じて開催されています。現代工芸を世の中に知らしめるためにも、日本の美術館の重要な役割を果たしていると感じました。特に、何百年にも渡り工芸が根付き栄えてきた金沢では、先進的で、活発な活動が続いています。
このミュージアムショップでは、地元の職人さんの実演会も行われ、中には常設展示もあります。こちらでは、その丁寧な作業を目の当たりにすることができ、作り手との交流によって、工芸品への深い情熱やスピリットを感じることになると思います。
今回の企画展「牛首紬」を見逃した方にとって、この常設展も期待を裏切ることはありません。西山シルクの素晴らしい雰囲気を感じ、着物という貴重な文化をお楽しみいただくためにもぜひ一度足を運んでいただければと思います。
営業時間:
9:00 ~ 17:00
木曜定休日
住所:
〒920-0936
石川県金沢市兼六町1-1
「石川県立伝統産業工芸館」
電話番号: 076-262-2020
公式サイト